上司は夜の暗闇に脅える

あなたが思っている「幻」と、一般的に思う「スパゲッティ」は、もしかしたら全く違ってるかも。そうやって考えると、少し変な感じがしない?
マカロン
ナポレオン
HOME

前のめりで踊る友人と突風

村上春樹の文庫本がおもしろいと、本好きの人々の感想を聞いて、買ったのがノルウェイの森。
これは、日本以外でもたくさんの人に親しまれ、松山ケンイチ主演での映画化もされた。
この人の本は、会話が面白く、サクサクサクと読めてしまう所が好きだ。
直子と緑との間でゆれる、ワタナベは、いかにも生死の間でゆれているように感じる。
そういった骨組みを取って読んでも直子も緑も魅力があると思った。
それに、特攻隊や永沢さんやレイコさんといった役が加わる。
みんな魅力があり個性的で陰の部分を持ちあわせている。
もう何年も前に知ったストーリーだがなんとなく読みたいなと思い立ってページをめくったことが何度もある作品。
ワタナベは直子に、「私のお願いをふたつきいてくれる?」といわれ「みっつ聞くよ」と答える。
村上春樹ってこんな人なのかな?と思った瞬間。
そして、直子が幸せ者に見えた。

ひんやりした仏滅の夜明けは座ったままで
何年か前、二十歳の時に、同級生と3人で船に乗ってソウルに買い物に行った。
未経験の海外旅行で、宿にちょっとだけ宿泊だった。
繁華街を結構観光して、ワクワクしてたけれど、それから道に迷ってしまった。
日本語はもちろん通じないし、英語も全く通じなかった。
あわてていると、韓国のサラリーマンが発音のきれいな日本語で戻る方法を教えてくれた。
大学時代時に横浜に来て日本文化の習得をしたらしい。
そのことから、安全に、楽しいツアーを続けることが可能になった。
帰国の日、駅で道を案内してくれたその人に縁があって出くわした。
「またきてください」と言われたので、私は韓国が好きな国になった。
いつも予定を合わせて韓国観光が計画されている。

汗をたらして歌う父さんとよく冷えたビール

夕刊に、女性の眉の移り変わりをテーマにした、興味深い事柄が書き留められていた。
真実が分かれば、いきなり色香まで感じてくるので不思議だ。
見るだけでは、奇抜すぎるように感じる場合もあるが、その昔は既婚者である女性の印だという。
意味を知ると、次第に色香まで感じられるので面白い。

泣きながら自転車をこぐ君と夕立
ある涼しい日、少年はママからお使いをお願いされ、はくさいとネギとぶた肉を買いに行くところだった。
少年は思った。
今日はおなべだ!やったぜ!…と。
しかし、事件は次の瞬間に起きたのである。
なんと、ポッケにあるはずのお使い用の2千円が、無くなっているのだ!
少年はスーパーのレジに並んでいる時、念のためズボンのポケットに手を突っ込んで確かめてみたのだ。
そして、その瞬間、お金がどこにも無いことを知ったのだ。
怒られるのを覚悟して、少年は手ぶらで家へ向かうことにした。
これからは、お金は靴の中か靴下の中に入れることにしよう。
少年は悔し涙を浮かべつつ、そう決心した。

陽気に跳ねる母さんと草原

サプライズとして親友から貰った香水瓶は、強いフローラル系の匂いだ。
合う瓶で、イメージして選んでくれた商品で、ボトルが小さくて、リボンがついていて可愛らしい。
香り自体もボトルもどのように言っても華やかとは言い難い商品だ。
香水ストアには多くの商品が置かれていたが、ひっそりと置いてあった商品。
大きさはほんとに小さい。
小さくてシンプルでお気に入りだ。
外出するときだけでなく、仕事のときもバッグに、家で仕事をするときはそばに必ず置いている。
だから、手提げの中は、どれもこの香り。
だいたいつけているので、つけていないときは、「今日あの香りしないね」と気づかれる場合もたまに。
ショップでさまざまな匂いをつけるのは好きだけど、この香水が今までの中で最高に気に入ったものだ。

泣きながら話す母さんと暑い日差し
このごろ、娘が公園で遊ばない。
暑いからか、家の中で遊べるものがめちゃめちゃ増えたからか。
ちょびっと前までは、とても運動場に行きたがっていたのに、今は、わずかも行きたがらない。
考えるに、父親から見て、今のところ困ることもなく、気にしないが、しかし女親としては少しは考えている。
けれど、暑すぎる場所でいさせるのも熱中症が不安だ。

暑い休日の明け方はビールを

一眼レフも、本当に楽しいと思うけれど、また突出していると言えるくらい愛しているのがトイカメラだ。
2000円くらいで取っ付きやすいトイカメラが気軽に得られるし、SDがあるならばパソコンですぐに再生できる。
臨場感や、奇跡の一瞬をシャッターに収めたいなら、一眼がお似合いだと思う。
けれども、その場の風情や季節らしさを写す時には、トイカメには他のどれにも負けないと感じる。

湿気の多い火曜の夜は歩いてみる
「晩御飯はカレーよ。」
少年は母親が言ったその言葉を聞いて、思わずガッツポーズをとった。
少年は小学校から帰って、居間でテレビを見ているところだった。
今日は格別に西日が強い。
窓際では風鈴が風に吹かれてチリリンと音を立てていた。
TVでは、かつてのなつかしアニメをやっていた。
今日の放送は「一休さん」をやっていた。
こんな頭脳明晰な坊主がいたら、学校のテストは満点取るだろうな、と少年は思っていた。
しかし、お鍋からカレーのいい香りが居間まで漂ってきた時、少年はテレビのことは考えてはいなかった。

薄暗い金曜の夕暮れに足を伸ばして

とある夏の日の午後。
少年は外で、蟻の行列が虫の死骸を運ぶところを注意深く観察していた。
アリ達はがんばって動き回っているのだが、虫の死骸ひとつでこんなに大勢のアリがいても、意味が無いんじゃないのかと、少年は疑問を抱いた。
少年は、アリ達を指ではじいたらどうなるだろう、という欲求が湧いてきた。
しかし、今日はだまって見守ることに決めた。
真夏なので、少年の汗は顔中からあふれ、雫となって蟻たちの近くに落ちた。

怒って話す姉妹と電子レンジ
今よりもかなり太っていた時期に、どうしても食べたくなったのがハニートーストだ。
ピークの時は、夕食の後に2枚以上食べた時期もあった。
さらに並行して、ポテトサラダにはまってしまい、巨大化の道へまっしぐらだった自分。
試みた痩せる方法が変わり種ばかりだ。
最初は、スープのみの食生活。
これは2週間程同じレシピのスープのみの食事だ。
出先にも水筒に作って持って行ったという徹底さ。
その次はこんにゃくを夕飯に置き換えるというダイエット。
これらは、現在では無謀。
その後、1年ほどかけて食生活を気にするようになると、気付いたら元の体型に。
とにかく地道にというのが間違いない。

道

Copyright (C) 2015 上司は夜の暗闇に脅える All Rights Reserved.